今更ながらAWSアカウントのMulti-Factor Authentication(MFA)を有効化したので手順をメモしておきます。
MFAデバイス(仮想MFAアプリケーション)
事前にMFA用のアプリケーションを手元のスマートフォンにインストールしておきます。 私はiPhoneユーザなので、Google Authenticator を使いました。
AndroidだとAWS Virtual MFA も使えるようです。
MFAの有効化
IAMのマネジメントコンソールから設定します。
▼ まだMFAを設定していないので[Security Status]の[Root Account MFA]が[Disabled]になっています。 ▼ [Disabled]の横の[Manage MFA Device]をクリックします。
▼ MFAデバイスの選択画面が表示されるので、[A virtual MFA device]を選択し[Continue]をクリックします。
▼ MFAアプリケーションのインストールを促すメッセージが表示されるので、[Continue]をクリックします。
▼ QRコードが表示されるので、Google Authenticatorを起動します。
▼ 右上の編集アイコンをタップします。
▼ 認証システムの追加/削除の画面が表示されるので、[+]ボタンをタンプします。
▼ [バーコードをスキャン]をタップして、QRコードをスキャンします。
▼ スキャンが完了すると、認証コードが表示されます。認証コードは30秒間有効です。(30秒毎にコードが更新されます。)
▼ IAMコンソールの画面に戻って、連続した認証コードを2つ入力します。 (Google Authenticatorに表示されたコードをCode1に入力して、次に表示されたコードをCode2に入力します。)
▼ [The MFA devise was successfully associated.]と表示されればMFAの有効化が完了です。
MFAでのログイン
MFAの確認のため、一旦AWSのマネジメントコンソールからログアウトしてログインし直してみます。
▼ 最初にMFA設定前と同様にパスワード認証でログインします。
▼ パスワード認証に成功するとMFAの画面が表示されるので、Google Authenticatorに表示される認証コードを入力してログインできればOKです。